スパークリングワインの製法|シャンパン製法からシャルマ方式まで
製法・知識

スパークリングワインの製法|シャンパン製法からシャルマ方式まで

2026-04-153分で読める

泡はどうやって作られるのか

スパークリングワインの価格は「どうやって泡を作ったか(製法)」で大きく変わります。手間暇がかかる製法ほど泡が細かく長持ちし、複雑な風味が生まれます。


1. 瓶内二次発酵方式(トラディショナル方式)

シャンパンに代表される最高級の製法です。

通常の白ワインを瓶に詰め、糖分と酵母を加えて密閉します。瓶の中で二度目の発酵が起こり、発生した炭酸ガスが逃げ場を失ってワインに溶け込みます。

その後、数ヶ月〜数年寝かせることで、酵母の死骸(澱)から旨味が溶け出します。

  • 特徴:極めてきめ細かい泡。パンやブリオッシュのような芳醇な香り(自己消化香)が特徴。
  • 代表銘柄:シャンパン(仏)、カヴァ(西)、フランチャコルタ(伊)
  • 2. シャルマ方式(タンク内二次発酵)

    コスパに優れたフルーティーな泡の製法です。

    瓶ではなく、巨大な密閉タンクの中で二次発酵をまとめて行います。空気に触れず短期間で造られるため、ブドウ本来のフレッシュな果実味が残ります。

  • 特徴:フレッシュでフルーティー。シャンパン製法より泡はやや大きめ。安価に製造可能。
  • 代表銘柄:プロセッコ(伊)、アスティ(伊)
  • 3. 炭酸ガス注入方式(カーボネーション)

    最も安価な製法です。

    コーラなどの炭酸飲料と同じように、完成したワインに人工的に炭酸ガスを吹き込みます。

  • 特徴:泡が大きく、グラスに注ぐとすぐに炭酸が抜けてしまいます。数百円で売られている低価格スパークリングの多くがこの製法です。

  • まとめ

    記念日には芳醇な「瓶内二次発酵」、休日のランチにはフレッシュな「シャルマ方式」、とシーンに合わせて製法で選べるようになればワイン上級者です。


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    MS

    MaltStack 編集部Verified

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    フランチャコルタ スパークリング

    イタリアの最高峰瓶内二次発酵

    よくある質問

    Qカヴァ(Cava)が安い理由は?
    A

    カヴァはシャンパンと同じ手間のかかる瓶内二次発酵ですが、機械化・自動化が進んでいること、熟成期間の規定がシャンパンより短いこと、土地代が安いことなどから低価格を実現しています。

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