泡盛の古酒(クース)と「仕次ぎ」の伝統|永久に生き続ける酒
歴史・ロマン

泡盛の古酒(クース)と「仕次ぎ」の伝統|永久に生き続ける酒

2026-04-173分で読める

泡盛最大の魅力「古酒(クース)」

泡盛を3年以上熟成させたものを「古酒(クース)」と呼びます。寝かせれば寝かせるほど、バニラやカラメルのような甘い香りが強くなり、舌触りはシルクのように滑らかになります。

しかし、ただ瓶で置いておくだけでは最高の古酒にはなりません。沖縄には「仕次ぎ(しつぎ)」という独自の熟成システムがあります。


「仕次ぎ」のメカニズム

仕次ぎとは、年代の異なる複数の甕(かめ)を用意し、古い酒を少し汲み出して飲んだ後、その減った分を「次に古い酒」で補充していくシステムです。

  • 【親酒(一番古い甕)】から少し飲んで減る。
  • その減った分を、【二番目に古い甕】から補充する。
  • 二番目の甕の減った分を、【三番目の甕】から補充する。
  • 一番若い甕に【新しい泡盛】を補充する。
  • なぜ仕次ぎをするのか?

    シェリー酒の「ソレラシステム」と全く同じ原理です。古い酒に少しだけ若い酒を混ぜることで、若い酒の成分が古い酒の熟成を「活性化」させ、老ね(劣化)を防ぎながら、永遠に古い酒のDNAを受け継いでいくことができます。


    戦火を生き延びた150年古酒

    沖縄戦で多くの貴重な古酒が失われましたが、奇跡的に戦火を免れた150年物の古酒(識名酒造など)が今も僅かに存在し、大切に仕次ぎされ続けています。


    自宅で古酒を育てる

    沖縄に行くと「仕次ぎ用の甕と泡盛のセット」が売られています。自分の子供が生まれた年に甕を買い、仕次ぎをしながら20年後に一緒に飲む——そんなロマンチックな楽しみ方ができるのは泡盛だけです。


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    MaltStack 編集部Verified

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    よくある質問

    Q瓶のままでも古酒になる?
    A

    はい、瓶内熟成でもまろやかにはなります。しかし、甕(かめ)による微細な呼吸や、仕次ぎによる活性化がないため、風味の深みや香りの複雑さは甕熟成には及びません。

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